私が苦労して発明した「関節ニュートラル整体」は手技療法とリハビリテーションの進化発展形です。

安全性と確実性そして再現性においてこれまでの手技療法とは比較にならないレベルです。

関節の痛みの95パーセントは、関節被膜の適切な検査と調整で改善可能な単純性関節炎です。

したがってその技術を習得し、高いレベルを維持するために必要不可欠な知識を学ぶことで強固な意志があればどなたでもマスターすることは可能です。

問題はその高いレベルを維持することが大切です。

言い換えると進化発展をあきらめてしまっては、高度なレベルを維持することは到底できないのです。

手技療法とリハビリテーションの技術自体も保守点検が必要不可欠なのです。

 

 

全身には約206個の骨から構成される約200個の関節が存在します。

脊椎の数は何個ですか?

と問われると24個と答えますね。

それでは腰椎の数は?

正確な答えは、約80パーセントが5個、約15パーセントが6個、約5パーセントが4個となります。

第一仙骨が癒合せずに腰椎化となった方は、動きがありすぎるために腰痛になりやすいので、整形外科でレントゲン検査を受けるケースが大半なので腰椎が1個多いのが判明します。

一方で第五腰椎が第一仙椎と癒合して腰椎が4個の方は腰痛を自覚しないので発見することがないのです。

余談ですがナックルウオークで歩行するゴリラの腰椎は4個なのです。

「3か月以上経過した関節の痛みの箇所は血行が悪いですか、良いですか?」

の問いに[血行が悪い]と答えた方は知識のアップデートができていないのです。

オックスフォード大学のエスパボデイーという医師が10年前に3か月以上経過した腰痛の患者さんが「もやもや血管」があるために正常の1・5倍の血流があることを超音波のカラードップラー効果で証明したことを発表しました。

「長引く痛みは血管が9割」奥野裕二著をご一読ください。

このようにこれまでの常識が非常識になることはとても多いのです。

私は回復までに最低で3か月、最高で2年を要する、いわゆる五十肩の患者さんさんに対して血流を抑制する調整をすることで効果が最大化できることを経験上理解し実践してまいりました。

それが正しかったことを奥野先生の著作を通して再確認したのです。

奥野先生はもやもや血管を改善するカテーテル手術を考案し、ベストドクターに認定されていますので動画や本をご覧ください。

 

私が講演するのはすでに開業している方向けですので、このように最新の情報をお話しています。

実際に人体解剖を経験すると、解剖学の本に描かれている情報との違いに驚かされます。

試しにご自身の頭を触診してみましょう。

成人になると、ほとんどの人間は15種23個の頭がい骨が癒合して球体に近くなると説明されています。

しかしながら現実はそうでない事がもうお分かりですね。

繰り返しになりますが、骨の変形自体は改善することはできませんが、関節の弾力は確実に改善できるのです。

その結果が慢性痛の改善率が95パーセントという数字です

現実の人体は、不揃いな部材が総もちで支えあっているのです。

髪の毛に例えると、もともと天然パーマの方とストレートヘアーの違いです。

たとえ薬物を使用して髪の形を変えたとしても、時間の経過とともに元の状態に戻ってしまうのです。

形を変えることはできませんが、動きを分析し関節の弾力を改善することは確実にできます。

人類の歴史を産業を中心に俯瞰してみましょう。

長い間木材の時代がありました。

石炭の時代が300年ほど続きました。

エネルギー効率の良い石油の時代が100年続き、ITの時代になったのです。

過去と現在の比較。

日本と他の国を比較する。

などと比較することで初めて日本を知ることができるのです。

お恥ずかしい話ですが、私自身高校時代にやり残した勉強(世界史、経済,脳科学など)を勉強してきました。

手技療法とリハビリテーションの進化発展形である「関節ニュートラル整体」を発明したのが今から30年前。

この技術を完成するために最初の10年間は知識が邪魔になると考えていました。

ところが年間で100回以上人前で講演する立場になると、必要に迫られて必要不可欠な学問があることを思い知らされました。

私がこれまでお世話になったのがブックオフの古本です。

大多数の本は読んでは売りとなりました。

正確にはわかりませんが本当に膨大な数です。

その中で現在も売らずに所蔵している本を見ただけでもおそらくほとんどの方はめまいがする量かもしれません。

様々な経験を経て情報の目利きになったのです。

試行錯誤を繰り返し本当に多くの無駄な出費を繰り返しました。

それができたのはバブル崩壊までのわずかばかりの富の蓄積があったからです。

正直言うとそれも使い果たしました。

したがってこれからも健康を維持して生涯現役を継続する必要があるのです。

「金は天下の回り物」という言葉があります。

お金がないばかりに理想が実現できないのは悲惨です。

その問題を乗り越えるために未知の分野を学び始めました。

実現するイメージは明確に見えています。

30歳までの全盛期

30歳から60歳目での壮年期。

60歳から90歳までの完成期。

絶好調の時と絶不調の時にどのような態度をとるかで人間の価値は決まります。

私はあきらめません。

おきらめない限り負けることはないのです。

他人と過去は変えられません。

自分と未来は変えられます。

心あるセラピストを目指す皆様。

それができるセミナにご参加いただき、苦しい修行を楽しく共に学びましょう!

 

 

 

オンライン国土学(大石久和先生)をご覧になり大石先生の本を読むことをお勧めします。

まさに目からうろことなる事請け合いです。

我々日本人と日本人以外の国の人の思考が異なる理由を生活する国土の違いから解説している動画です。

この動画は、インフラストラクチャー(下部構造)の視点から解説した大変役に立つものです。

紙を発明したのは中国です。

西欧諸国などの植民地となった経験がない日本。

したがってイギリスなどは中国のデータを持ち帰り研究分析しているのです。

一方で日本の研究はほとんどなされませんでした。

明治維新以降の日本は、まさに西洋かぶれになってしまいました。

私は